労働安全衛生および人材育成に関する情報を発信いたします。

Let’sジョブクラフティング

   

世の中には、仕事を楽しめている人と楽しめていない人がいます。

両者の違いは何でしょうか?

それはジョブクラフティングをしているかしていないかの違いです。

 

ジョブクラフティングとは、イェール大学経営大学院のエイミー・レズネスキー准教授とミシガン大学のジェーン・E・ダットン教授により提唱された「課題や対人関係における従業員個人の物理的ないし認知的変化」です。

ジョブは「仕事」、クラフティングは「作り直す」ことを指します。

つまり「やらされ感ある仕事や退屈だと思う仕事を主体的に手を加えてやりがいある仕事に変えていく方法」です。

 

日本ではオリエンタルランド(ディズニーリゾート)や東日本テクノハートTESSEI(新幹線の清掃チーム)がジョブクラフティングを導入し、従業員一人ひとりのモチベーションを高めるエクササイズとして成果を得ています。

 

ジョブクラフティングの方法について以下ご紹介しましょう。

 

 

■仕事の意義を広げる

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仕事の意義に対する意識を修正していきます。

自分が担当している業務の目的や貢献度を高次の視点からより広く俯瞰的に捉え直すことで、喜びを感じにくい仕事にも、やりがいをもって打ち込めるようになると考えられます。

 

 

 

■社会的な交流の質や量を見直す

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人間関係の質や範囲を変えていきます。

顧客や上司、同僚などとの関わり方を積極的に変え、その幅も広げていくことで仕事の手応えをより強く実感でき、業務の進行もスムーズになると考えられます。

 

 

 

■仕事のやり方や範囲を見直す

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職場の慣習や前例にとらわれず、より楽しく取り組めるように仕事の内容をすすんでアレンジします。自分の強みや関心を取り込みながら、主体的かつ柔軟に工夫やアイディアを実践してみるとやりがいにつながると考えられています。

 

 

 

ジョブクラフティングを取り入れることは自己成長を促進することにつながります。

ジョブクラフティングを取り入れ仕事を楽しんでいきましょう。

 

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